ノンホモ牛乳のこだわり

安全な牛乳はエサまで安全! 蔵王ノンホモ牛乳
エサのほとんどはこだわりの自家栽培。
美味しい牛乳はのびのび育つ!
ノンホモ牛乳の故郷は気候の良い広い大地で美味しい空気をいっぱい吸って、のびのび育った牛から届きます。
殺菌温度と時間のヒミツ。
殺菌して飲むことが義務づけられた牛乳。一般的に売られている「超高温滅菌牛乳」と「ノンホモパスチャライズ牛乳」の違いをご説明します。
ノンホモ牛乳には生クリームが浮かぶ?
人の母乳も牛乳も搾ったままの自然な乳は静置すると…
日もちはどうなの??
日持ちが心配…。「ノンホモ牛乳」は選りすぐりの牛乳で、徹底した品質管理でお届けするので、充分に日持ちします。
 
安全な牛乳はエサまで安全!
 
おいしくて安全な牛乳は、牛の『エサ』が重要なポイントです!
 ノンホモ牛乳を搾る牛のエサは自家栽培の粗飼料(牧草やデントコーン等のサイレージ*)をたっぷり食べている事が理想です。ます。草食動物である牛の生理に合ったエサは健康な牛を育てます。
*サイレージとは発酵させたエサ
 大山乳業では、自家栽培の牧草で、土と草と牛の循環を大事にした酪農を実践しています。
イラストえさ
美味しい牛乳はのびのび育つ
 
美味しさの秘密は・・・牛が大自然でのびのび育つこと!
美味しさ説明  冷涼な気候、広大な土地、汚染のない澄んだ空気と水に恵まれて育った牛から搾られることが、ノンホモ牛乳のおいしさの源です。
 牛たちは、日中放されてのびのびと運動し、ストレスのない環境が、元気で健康な牛を育てるのですね。
安全な牛乳はエサまで安全!
 
牛乳は殺菌して飲む事が義務付けられていますが、殺菌温度と時間が、『風味』や『おいしさ』、『成分』に影響を与える事をご存知ですか?
 乳の文化の発達したヨーロッパでは、日常飲むための牛乳は、有害な菌を殺し、有用な酵素や乳酸菌を残して、風味を損なわない殺菌方法(パスチャライズ法)が常識です。パスチャライズ法には、63℃30分間と72℃15秒間の方法がありますが、日本では市販の数%しか普及していません。
 ヨーロッパでは、保存用の牛乳の殺菌方法として、120℃〜130℃2秒間の超高温滅菌方法(ステアライズ法)も実用化されています。
日本では、戦後大手乳業メーカーが、大量生産に適し、輸送コストがかからない超高温滅菌方法を導入して、日本中の牛乳に普及(95%)させてしまい、現在に至っています。
 牛乳は加熱すると加熱臭を生じます。市販の超高温滅菌乳にはイオウのようなにおいがあり、これは、主にたんぱく質が熱変性したにおいです。ノンホモ牛乳は無臭です。
 次の表は、殺菌温度別の牛乳のホエータンパク質を比べたものですが、殺菌温度が上がるとかなり熱変性してしまう事が分かります。
イラスト骨
牛乳の殺菌温度別タンパク質の熱変性率
(乳技協調べ  91.6)
ノンホモ 72℃/15秒間殺菌 7.5%
ホモ 72℃/15秒間殺菌 11.5%
ホモ 85℃/15秒間殺菌 75.0%
ホモ 120℃/2秒間滅菌 88.9%
 超高温滅菌牛乳はホエータンパク質が熱変性するため、栄養価が吸収しづらくなると言われています。
 ノンホモ・パスチャライズ牛乳は搾りたてにより近いので、胃の中で酵素と反応し、一旦プリン状にゆるく固まって、徐々に消化される事で良質のタンパク質やカルシウムなどの栄養価が吸収されると言われています。(赤ちゃんが母乳を飲んで、暫らくして吐いた乳が、モロモロに固まっているのがこの現象です)
 超高温滅菌牛乳は、ホエータンパク質が熱変性して酵素と反応せず、液体のまま腸へ流れ出てしまうので、栄養価が吸収しづらく、かえって腸に負担がかかってしまいます。
 品質の良い、搾ったままの牛乳は、『水に近い』という事をご存知でしょうか。
 日本人が牛乳の『におい』と思っているのは、実は超高温滅菌の加熱臭で、飲んだ後、口に膜のようなベタッとした感触が残り、牛乳嫌いの一因となっているようです。
 ノンホモ・パスチャライズ牛乳は『におい』もなく、後口もサラッとしています。
安全な牛乳はエサまで安全!
 
ノンホモ牛乳は、静置すると生クリーム(乳脂肪)が浮かぶ自然な牛乳です。市販されている牛乳(超高温滅菌)は、生クリームが浮かびませんが、なぜでしょう?
 人の母乳も搾ったままの牛乳も静置すると生クリームが浮かび、雑菌などから乳質を守ります。
 超高温滅菌牛乳は、ホモジナイズといって、牛乳に高圧をかけて微細なフィルターに通し、生クリーム(乳脂肪分)を砕いて乳中に溶かし込んで(均質化)います。殺菌する時、生クリームが機械にこびりつくのを防ぐための工程といわれています。(乳脂肪の割合はいっしょです).
 日本は、パスチャライズ牛乳でもほとんどがホモジナイズされています。生クリームは温度変化に敏感で、バター化して固まってしまう事があるため、輸送や保管時に徹底した温度管理が必要となり、コストがかかるからです。
 ノンホモ・パスチャライズ牛乳は、質の高い原料乳からしかできません。軽く揺らすだけで生クリームがサッーと溶ける牛乳こそが、品質の良さの証しです。
 牛乳をホモジナイズしたり、超高温滅菌するのは製造や輸送、保管などのコストを減らすためで、消費者にメリットはありません。
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安全な牛乳はエサまで安全!
 
日持ちはどうなの? 日持ちは大丈夫でしょうか?
 ノンホモ牛乳は、品質の高い原料乳を集乳してすぐにパック詰めします。工場からご家庭まで、徹底した温度管理(5℃以下)をしてお届けしますので、ご家庭での取り扱いに気を付ければ、充分日持ちします。
製造日から8日間(7℃以下)の品質保持期限が付いていますが、検査機関で調べたところ、7℃以下で保存すると3週間以上、10℃でも10日以上品質を保持しました。
 超高温滅菌牛乳は、開封しなければ長期間日持ちしますが、ロングライフ・ミルクと同じで、生鮮牛乳とはいえません。また開封した後は、乳質を守るための成分も滅菌してしまっているので、雑菌に弱く腐敗が早いのです。