>産地研修2015報告

福岡自然農園・光食品 (四国)


光食品
四国まで長距離バスの旅、あいにくのお天気ではありましたが
40名そろって有意義な研修ができました。
(道後温泉ホテル椿館ロビーにて)
【日 程】2015. 3/15(日)〜16(月)     2日目はこちら     
1日目3/15(日)
1日目の朝 8:00 金山駅に参加者40名集合。
四国までの長旅です。途中、バスの社内で早めの昼食。
目指すは愛媛県「福岡自然農園 」。
2日目は徳島県「光食品 」を見学し
生産者との交流をしてきました。
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【福岡自然農園 】(愛媛県)

福岡0
前列左から6人目が三代目大樹(ひろき)さん。左はお母さん。
後列右端の赤いジャンパーが二代目正人さん。

福岡1
福岡自然農園は
現在三代目の大樹さんが代表。
二代目ご夫妻と共に農園を運営。

福岡6
  菜の花の向こうは麦畑。
小麦とハダカムギの畑を見学。

福岡2
  お話の後、
故正信さんの山とみかん山に
分かれて見学しました。

福岡3
故正信さんの自然園。
遺言どおり手を入れていない。
自然の命が息づいていました。

福岡4
みかん畑は、消費者のニーズに
応えて、柑橘品種の種類を
徐々に増やしています。

福岡5
しいたけの原木栽培。
この山の上は全部
福岡さんのもの。
私道の脇に原木が
並べてありました。
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参加者の感想文(福岡自然農園関連)
◆農薬を使わないだけではなく、自然のものは自然に還すところは確かにと思った。
          (千種区Iさん)
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◆極力手を入れないという遺言を守り続けているが、木はそれぞれのびのびと成長していて自然の力強さと優しさを感じた。
          (岩倉市Sさん)
◆「自然農法=放置」これなら我が家庭菜園でもできるという安易な発想でしたが、実際に見学して話を聞くと農薬や化学肥料に頼る現代農法より自然を観察し、より良く成長させるには、はるかに英知が必要であることがよく理解できた。
          (守山区YFさん)
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◆雨の降る中をにこにこと出迎えて下さり、人柄が現れている通りに作物にも愛情をもって作っている事がよく分かりました。       (豊明市NHさん)
◆自分の有機農法は牛糞や鶏糞を使いますが、福岡自然農園は粕を中心とする有機であり、米麦連作栽培で米わら、麦わらを活用した農法である事も分かりました。
          (守山区AFさん)
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◆故正信さんの山を案内されたが、強い生命力をもった樹木が大きくなり、弱いものがなくなる、その中で自然の美しい山を見学して、心が洗われる思いがしました。
           (名東区Iさん)
◆40cmに育ったなよやかな小麦の緑が目をとらえた。なんて美しい色。有機無農薬の畑の作物の理想が見えた気がした。福岡農園で働く人々が柔和で爽やか、生き生きされているのも自然の一部になって仕事をされているせいかな。
       (春日井市Sさん)
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◆福岡さんの自然農法、雑木林の所々に面影を見る事が出来、またご家族が引き継いでおられることに感銘を受けました。
        (守山区Kさん)
◆枯葉が幾重にも積み重なった道を歩いて登ったのですが、まるでふわふわの布団の上を歩いている様でとても気持ち良かったです。「小さなビワの木が生えていたらその周りに必ず大きなビワの木がある」と教えて頂き、見渡すと本当にあるのです。このように、山はどんどん進化しているとの事でした。
        (岡崎市Nさん)
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◆ほら、蕗の群生 「あの蕗は大きくなっても柔らかい」足元に水仙、頭上に桜。背の高い桜のような梅。これは枇杷。ここはやはり宝の山なのだ。
       (南区Nさん)
◆ 亡き母が家庭菜園を始めた時色々な本を参考にしていました。その中に故福岡正信さんの本もあり、凄い人がいるものだと思いました。その農園に行く事ができ、うれしかったです。正信さんの遺言で、自然農園の山に手を入れるなと言われたのを守っている事には驚かされました。
       (瑞穂区Sさん)
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◆落葉のふかふかした道、不要なものは何もないと思いました。
        (西尾市KIさん)
◆福岡自然農園は急な坂道にイヨカン、グレープフルーツ等、植えてみえたので、採りいれる時のご苦労を奥さんにお聞きしました。
       (千種区Yさん)
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◆ 故正信さんが最初に植えたみかん山は苔むした温州みかんの木。60度はあろうかという急斜面に植えられたイヨカン、はっさくが鈴なりでした。
       (千種区Kさん)
◆乗用車の幅ギリギリの山道を右に左にカーブして案内して頂いたみかん山。「この上からは全部うちなんやけど」どれ位の広さなのか想像もつきません。収穫するには大き過ぎるだろうみかんの木が並んでいました。
         (南区Iさん)
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◆農業に関心のある方が多く参加されたようで、熱心に質問されていてとても勉強になりました。
         (豊田市Aさん)
◆大樹さんの説明を伺いながら森を歩いていると、木々の姿、足元の腐葉土の感触を通して、自然農法とは農業技術的な事に留まらず、自然、環境に向き合い、いかに命をつないでいくかというメッセージで、私達一人一人の生き方、進み方にそれなりに生かされる大きな力と感銘を受けました。
     (守山区Fさん)
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◆参加するたびに有機栽培の必要性を感じさせられます。
        (昭和区Kさん)
◆ 曲がりくねった山道を進むとポンカン、はっさく、グレープフルーツ等々、幾種類もの柑橘類が黄金に光っていて、60度位の斜面に命綱を付けての収穫作業を聞き、そのご苦労が身に染みました。
       (天白区Sさん)
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◆3年先に新規就農を目指して農法や栽培方法を模索している途中なので、大樹さんのお話は、とても参考になりました。
        (豊田市Iさん)

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2日目3/16(月)
2日目は、光食品の工場見学。
社長のこだわりを隅から隅まで見てきました。
素材の確かな食品作りだけでなく、環境への配慮も。
行き届いた配慮に感心しました。
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【光食品】(徳島県)

光0
前列中央紺のジャンパーが島田社長。最後列右端が息子さん。

光1
徳島県板野郡上板工場正面。

光2
会議室で島田社長から説明を聞く
参加者の皆さん。

光3
こだわりの材料を説明。

光4
ソースのライン。
衛生管理の為、総ステンレス製。

光5
右端のモニターで割れビンの
最終チェック。

光6
屋根のスレートの上を走るラインは、
夏場高温になる工場内を打ち水効果で
冷却するため。社員手作りで設置。

光7
挽きたての香辛料を使って
香りを大切にしています。

光8
工場内自社農場。
参加者の感想文(光食品関連)
◆光食品の農薬を使わない有機栽培で造られた農作物を引取り、それを商品化するという社長さんの知恵も素晴らしかったです。
        (西尾市MIさん)
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◆社長さんのお話を聞いて、人の為になる事が楽しいと話されていました。そして良いものを作るという気持ちに感動しました。
        (緑区Tさん)
◆光食品、3代目が大切だといいますが、上手に頑張ってもらえるといいと期待しています。
     (昭和区Hさん)
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◆光食品も予想をはるかに超えた徹底した食品作りで、社会に貢献するというゆるがぬ理念だからこそ、今の時代に存在価値が増していると思います。生産品にそれぞれストーリーがあるとのお話で商品を見る視点が広くなりました。
      (守山区Fさん)
◆光食品の徹底した食品を無駄にしない為の商品開発、人として口にする食品の大切さを再確認しました。
    (碧南市Nさん)
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◆光食品は今の時代だからこそ安全な食材からの製品作りを実行され、管理されている。大変なご苦労だと感じました。このような姿勢を若い世代にも、もっと伝えていかなければと思いました。
     (守山区Mさん)ん
◆口にする食品がどこでどのように作られているか、信頼できるものを見極めるのが難しい中、このような生産者がいらっしゃるのに救いを感じます。
     (豊明市FHさん)
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◆光食品の社長さんも凄かったです。生産者からショウガが取れ過ぎ、保存が出来にくいとの事でジンジャーエールを、又台風での落ちりんごと大豊作の人参でアップルキャロットジュースを、社長さんの頭の中で、1週間で商品化したとの事でした。
        (四日市市Yさん)
◆光食品の工場はこだわり抜いた商品をあれだけたくさん作っているのに社員が22名!社長さんの思いがちゃんと伝わり、一人一人が担っているものが大きいのだなーと感心しました。シンプルで清潔感のある素敵な工場で、若い後継者を紹介する社長さんの嬉しそうな顔が印象に残っています。
    (南区Tさん)
◆光食品では有機の野菜、果実からソースを作っている。農家さんと光食品といろいろな商品開発をして頂き、安心安全な物が食べられるという事に感謝。
     (半田市Iさん)
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◆光食品は原材料の一つ一つまで気を配り、出汁は自社でとる、香辛料も自社で挽くという風に徹底してこだわっている事がよく分かり美味しいわけだと思った。
      (知多郡Mさん)
◆生産者の方の製品に対する熱い思い、信念にふれ、凄いと思いました。今、いろいろな物がありすぎてより良いものを生産、継続していく事は大変でしょうが、頑張ってほしいと思います。
     (豊田市Fさん)
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◆光食品では清潔な工場で驚きでした。ガラスの瓶のかけらを徹底的に探すなど入念なチェックをなさっているとか。
      (春日井市EYさん)
◆光食品は徹底した環境管理と原料から製法に至るまでの努力は素晴らしいと思います。私達消費者がきちんと答えていかねばならないと実感しました。
     (豊明市Mさん)
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◆利益第一の企業が多い中、光食品を取り巻く人たちの事を第一に考えてからのお話の内容に感激し、私もこれからあやかりたいと思います。
     (碧南市Sさん)
◆福岡さん、そして光食品の島田さんのお顔に感銘を受けました。私は今迄あんな輝いている人のお顔を見たことがなかった。やりたい事をしている人、とてもとても大変な事をして、続けていて、もっと先を見て実行している人のお顔はすごいと思いました。
     (守山区Iさん)
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◆光食品の有機に対する前向きな姿勢に感心しました。日々努力してみえて、すごいなと思います。
      (緑区Oさん)
◆どちらも二代目、三代目として先代、先々代のこだわりをしっかり受け継ぎ、更に進化しておられる姿に頭が下がります。それを支える私消費者の賢い選択の目の重要性にも気づかされました。
     (春日井市AYさん)
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◆生まれた時から死の瞬間まで毎日の食事は繰り返される訳で、その食事の由来、組成、含有物にもっと関心を寄せる必要があると痛感しました。経済効率に流されず、社会に安心感を与えてくれる両生産者の志には敬服するばかりです。
     (豊明市NHさん)
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