産地研修&鹿追町こども交流会

【日 程】2005.7.27〜7.30
台風7号が本州を直撃、北上して北海道も暴風雨?…空港に行ってみないと飛行機が飛ぶかどうか?という前代未聞の幕明けでしたが、台風それ、何と!行く先々雨も上がって、好調の研修となったのです。
7月27日(水)
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セントレア空港出発!〜千歳空港〜十勝千年の森〜鹿追町交流会〜子ども達スティ先牧場へ(1泊)

十勝千年の森
十勝千年の森_乗馬
どんなに心配したことか。我々の出発に照準を合わせて狙ってくる台風に…(真鍋)

空港に着いた途端、北海道の空気の違いに感動!(野崎)

あと995年すると千年の森になるということでした。子ども達は乗馬ができ、うれしそう…。(古田)

雨上がりの木々の美しさ、傘ほどもある大きなフキに感激!乗馬をしたり、うさぎ・ヤギとも触れ合え、子どもも大人も大はしゃぎ。(井上) 
乳搾りが終わると牛達は地平線まで続く広大な牧場でのんびり草を食んでいました。仔牛達は私の手から牧草を食べ、指にチュッ、チュッと吸い付いてきます。(山本)

ポニー、うこっけいなどもいて、白樺とバラが咲き、きれいな牧場でした。病原菌を持ち込まないため帽子、カッパ、靴カバーと重装備でした。(薮)


朝食まであいた時間に散歩して、隣りが見えているのになかなか着かないことで、北海道の広さを実感!(野崎)

ハスカップは木によって味が違うと聞き「この木が甘い、渋い」といっぱい味見して必死に摘みました。摘んでも摘んでも広いベリー園はびくともしなかった。(内田)


広大な柏林の中に見え隠れして佇む美術館たち…。作品のみならず片隅に活けてある花一輪、窓越しに見える景色、足元の草花までもが穏やかに語りかけてくるようでした。(高橋)

十勝地方は見渡す限り絵のようで、麦秋とビートとじゃがいものコントラストが美しかったです。それがどこまでもどこまでも続いていました。(石塚)
7月28日(木)
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(牧場・朝の搾乳見学)角川牧場〜国枝牧場

金田ベリー園
ハスカップ
中札内美術村
7月29日(金)
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柳月お菓子工場〜子ども達スティ牧場から合流〜よつ葉・十勝主管工場見学〜洞爺湖

初めて牛のお産を見たり乳搾りを体験させてもらったという、子ども達の話に大人たちも興奮!バスの中は、いっぺんににぎやかになりました。

ポロトコタン
酪農家見学
工場は365日休みなしと聞いて驚き、でも牛達にも休みはないのだからと納得したり…(内田)

十勝工場は新しくなり、日本一だそうです。見学は充填機のみ、殺菌機が見たかった…。(薮)
            
子ども達は乳搾りから製品になるまでの縮小モデルやコースにある牛の足型が楽しいようで、踏んで遊んでいました。新工場だけあってとてもきれい、一般の方にNON―GMやノンホモ牛乳を知ってもらえるようなビデオがあるといいと思いました。(古田)
 
夜の遊覧船から見る花火は美しかった。湖面に散る花火、湖面を走る花火、6ヶ月間毎日上げられると聞いて、びっくりだった。9階から湖をながめる露天風呂も心地よかった。(内田)

さすが、そばの産地!お昼に帯広で食べたおそばは、最高においしかった。ごぼうと鶏肉がいっぱいの、熱くて濃いつゆに、冷たいおそばをつけていただきました。(吉川)
岩山が顔に見えておもしろかったです。有珠山の火口も見え、近くで煙が上がっていることが不思議でした。ハマナスの花がきれいでした。(古田)
            
アイヌ民族の歌と踊りは素朴で心惹かれた。お話も巧みで、思わず時間を忘れてしまう。子ども達はアイヌの楽器ムックリに挑戦、教えてもらっているが…もう時間がな〜い!(村上)
7月30日(土)
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昭和新山〜アイヌ民族博物館〜千歳空港〜セントレア空港

ムックリ
【子ども達のホームステイ報告】
子ども達集合
牛のしっぽがむちのように!
村上 由華 小6 ※中尾家へステイ
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北海道へ行く前日、台風が近づいていたので、空港に着くまで心配だった。バスで十勝に近づくと、あたり一面草原が広がって『これが北海道か!』と初めて実感。ペットボトルを振ってのバター作り。ちょっと塩辛かった。ステイ先のお姉ちゃんにバイクに乗せてもらった。風がビューときた。乳しぼりをした。牛のしっぽがむちのようにあたった。
牛がしっぽを上げると、うんこする?
井上 のぞみ 小6 ※中尾家へステイ
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芽衣ちゃんの家で、牛舎の中に入り牛の乳をしぼらせてもらった。牛は何回か、見たことはあったけど乳しぼりは初めて。すごく大きい。ビックリしたことは、牛がしっぽを上げると「うんこする」ということ。私は、そのうんこをする瞬間を見て、「うわー本当なんだー」と思った。
子牛にミルクやり 乳搾り
乳しぼりは結構難しい…
深川 真妃 中1 ※若原家へステイ
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北海道に行ったら、乳しぼりをしたいと思っていました。乳しぼりは結構難しくて、ちょっとしか乳を出す事は出来ませんでしたが、思っていたことが出来てよかったです。牛舎に、赤ちゃんの牛がいて、その赤ちゃんにミルクをあげました。ちょっと大変だったけどかわいかったし、美味しそうに飲んでくれて嬉しかったです。初めての北海道の4日間はとーーーっても楽しい4日間でした。
乳しぼりは上から下へ
戸田 茉友子 小4 ※若原家へステイ
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私は、牛を近くで見たことがありません。牛のお世話は初めてです。全部で、140頭も牛がいるということでした。牛の乳しぼりをしました。乳しぼりは上から下、上から下へとやっていくそうです。生まれて5日くらいたった牛に、親のミルクをあげました。牛のお世話なんてめったに出来ないことなので心に残しておきたいです。
空にはすごい数の星が輝いて
戸田 隆太 中1 ※笠松家へステイ
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1日目の夜、真っ黒い空にすごい数の星が輝いていてすごくきれいでした。しかもとても涼しかった。次の朝6時頃起きて牛の餌をやりました。すばやくやるので少し難しかったです。牛の乳を搾る機械を付ける作業は、難しかったです。タイヤシャベルの運転は、すごく楽しいし簡単でした。ものすごく大きい農作業用の乗り物に乗せてもらったリ、すごく楽しい思い出です。
ダチョウの機嫌が悪かった
野嵜 有優人 小4 ※津田家にステイ
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一番楽しかった事はさく乳をした事です。乳頭を拭いてから少ししぼる。そのあと機械で。終わった牛の乳に薬をつけ、しぼり終わった牛を出して新しい牛を入れる。大変だった事は牛を部屋に入れること。「いけ!」と言っても行かなかったからです。
ステイ先のお母さんと、ダチョウを見に行きました。ダチョウに乗せもらうつもりでしたが機嫌が悪かったのでダチョウの赤ちゃんを触らせてもらいました。
牛の出産に興奮!感激!
榊原 崇文 中1 ※清水家にステイ
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朝早く起き、牛の世話をさせてもらいに牛舎に行きました。乳しぼりをベテランの人に優しく教えてもらえ、とても良かったです。その後、なんと牛の出産を見られました。このときはすごく興奮し感動しました。産まれたのは大きなメスで、大きくなったら毎日乳を搾られ、牛乳の一部になると思うと嬉しいです。そして、雄矢君でもやった事のないへその緒切りと、初乳をあげさせて貰うことが出来ました。この大仕事を終えた後の朝ごはんはとても美味しく感じられました。
あげた餌を牛がひっくり返して…
太田 優人 小4 ※森谷家にステイ
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ステイ先の家族はおばあちゃんと、お父さんお母さんと4人兄弟の7人家族でした。朝4時に起きたのにもうおじさんは仕事をしていました。餌を牛がひっくり返しましたが、助け合いながら出来ました。おばあちゃんが作ってくれた朝ごはんが美味しくて3杯もおかわりしました。酪農の仕事は一年中休みがなくて、大変だけど、家族全員で出来る仕事なんていいなと思いました。名古屋に帰ってきた今も、僕の心はまだ北海道にいます。




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